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NS・Jは6年間で約6.6倍に成長したのですが、実は17年頃から水面下での活動がなされていました。 その結果としての初年度128億円ですから、多少割り引いて考える必要があります。
しかしそれを割り引いたとしても、急成長は各界からの注目を集めるに十分なものでした。 ところが、HL・Jの急伸ぶりはそれをはるかにしのぐのです。
初年度からピーク時までの伸び率は9.3倍、しかも17年開業の時点ではゼロ、白紙の状態からわずか4年間で築き上げた数字なのですから驚かされます。 しかし、その良き時代はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
17年に409億円を記録したものの、翌17年には17%ダウンの339億円に、17年は17%と大きく落ち込んで256億円。 17年216億円、17年178億円ときて、株式の公開を取りやめた17年以降は公表されていませんでしたが、再公開にともない公表された17年度の売り上げには業界が騒然としました。
17年から17年に至る年度○の下げ率の平均をあてはめていくと、17年には17億円という数字が出てきますが、出てきた数字はわずかに103億円。 一気に半減すれば、多少は下降線もゆるくなるのが普通ですが、さらに急角度で落ち込んでいったのですから、もうなにをどうしようと再浮上はありえないでしょう。
しかも、HLは業界でも返品が多いことでも有名ですから、それを相殺すると、純粋な出荷額は100億円を大きく割り込んでいるのではないかと推測されます(17年度もマイナス4%で続落)。 開業から4年で400億円まで達したのも記録的なら、そこからわずか4年で半分以下に落ち込んだのも、消耗品を扱う会社としては記録的です。

いったいなにが原因でこんなひどいことになったのでしょうか。 まず考えられるのは、急激過ぎた成長です。
成長期の子供が、成長痛という症状を訴えることがあります。 急激に大きくなる筋肉に骨の成長が追いつかなくて起こる現象ですが、HLにも同じことが起こったようです。
あまりにも急激に拡大するネットワークと売り上げに、システム作りが間に合わなかった。 リーダーたちもいきなり多額の収入を得て、使い方がわからずに、ただひたすら浪費を続けてしまった。
本来なら、安定期に入ったときを見据えて教育システムやバックアップ体制の整備に投資しなければならなかったはずのものを、家や車に消費してしまったわけです。


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